出品は、令和5年6月28日までとさせて頂きます。江戸期と思われる、沓形伊賀茶碗です。伊賀土特有の固く焼締まった陶肌に、良く溶けた長石粒が吹き出て、荒々しさが有る茶碗です。また、上釉薬がなだれ落ち、焦げ茶色の蜻蛉玉となっています。胴と高台際には、厳しいへラ目が大胆に斬り込まれています。見込みには、上釉薬が流れ込み、焦げ茶色の鏡状になっています。高台周辺の武骨さは、見栄えが有ります。口辺に剥がれがあり、補修が認められる他には、目立った傷等は認められません。元箱と、綿更紗の裏打ちされた包み古布が付いています。口径約11.3x12.5cm,高さ約7.4cm,高台径約6.2cm,元箱約14.8x14.8x11.1cm商品の情報カテゴリー : その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品商品の状態 : やや傷や汚れあり発送元の地域 : 徳島県